今、営団地下鉄丸の内線で、旧式車両と同じあの赤地に白帯でシルバーの鎖模様のペインティングの車両が走っています。
先日、新宿御苑前駅でこの赤い丸の内線に遭遇しました。
早速私は駅員さんに「この車両はいつ走っているのか」を尋ねてみたのですが・・・なんかハッキリした答えが返ってきません。
「池袋か後楽園から発車する車両が・・・」って、丸の内線は池袋と荻窪を結んでいるのでこの答えでは大半の車両が該当してしまいます。
さっそく、営団地下鉄のサイトで調べてみたのですがこのことについては一切記載がありません。駅に貼られているポスターにも中吊り広告にも情報はありません。
と、まあ、ネット上を色々検索して知ったことなのですが、どうやらこのペインティングの車両は1編成のみのようです。あくまで推測ですが遭遇頻度から考えても間違いないでしょう。
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これが「赤い」丸の内線
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ネットを検索していて知ったのですが、私がこの車両を目撃した数日前に「丸の内線開業50周年記念イベント」とやらでこのペインティングの列車を走らせたのだそうです。
と言うことは私が目撃したのはそのときの車両が平常営業していたものだったんですね。
なるほど、それでは特に告知もないでしょうし駅員さんにもわからないわけです。すなわち、
「走ってはいるよ。でも1編成だけなのでいつどこで出会えるかは・・・」
ってことなのでしょう。
これまでの私の人生の節目において、なぜか丸の内線と関わることが多く、それだけに当時走っていたあの赤い丸の内線には何かしらの思い入れのようなものがあります。
それからというもの、なんとかこの赤い丸の内線をカメラに収められないかと、ちょっと早起きしてみたりしたのですが、こういったことって、いざその気になってみるとなかなか遭遇できないものです。
あれだけ走っている丸の内線においてたったの1編成とは、と、半ばあきらめかけていた矢先、走り去る赤い丸の内線に遭遇することができ、咄嗟に撮ったのが上の写真です。
動揺していてブレブレです。
この「赤い丸の内線」については今後も注意していく所存です。
できれば国会議事堂前駅か新宿御苑前駅で写真に収められたら、なんて考えています。
(理由は両駅とも内装が古いままのため、いい味が出せそうだからです)
ああ、でも、ひょっとしたら営団地下鉄は
「赤い丸の内線に乗れると幸せになれる」
なんて都市伝説を演出しているのでは・・・?
※今まで私が出会った日時
2004年1月28日8:05頃
新宿御苑前駅(荻窪行)
2004年1月30日19:00頃
新中野駅(池袋行)
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